このページでは、eラーニングシステムの主な特徴や種類など、「そもそもeラーニングシステムって何？」という方に向けた情報をまとめました。看護向けeラーニングシステムを導入前の基礎知識として、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

eラーニングシステムの基礎知識

eラーニングシステムとは、ネットワークの機能を使って研修や学習が行える学習システムのこと。インターネットに接続できる環境と、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末機器があれば、いつでもどこでも学びを進めることができます。

またeラーニングシステムは、学びを提供する管理者側にとってもメリットの多いのが特徴。例えばネットワーク上で教材を配信したり、利用者の学習状況を一括管理できたりと、集合研修などを開催する負担を軽減しつつ、スタッフの学びを支援する環境を構築・運営できるようになります。

eラーニングシステムの種類

eラーニングシステムは主に、「クラウド型」と「イントラネット型」の2つに大きく分類されます。ここでは、それぞれの主な特徴をまとめました。

クラウド型eラーニングシステム

クラウド型eラーニングシステムは、インターネットを通してeラーニング環境を提供しているシステムのことを言います。必要な情報は全てクラウド上、つまりシステム提供元会社のサーバ内に保存されます。院内に新たにサーバを構築することなく、システムを運用することが可能です。

このタイプの場合は、ライセンス数やユーザー数に応じて、定期的に利用料金を払う必要があります。

イントラネット型eラーニングシステム

イントラネット型eラーニングシステムは、院内にサーバを構築して管理するeラーニングシステムのことを言います。

イントラネット型の場合は自由度が高いシステムが多く、管理者自身が自由に教材や研修のアウトラインを設計したり、教材をアップデートしたりすることが容易です。また、買い切りタイプのものもあります。

eラーニングシステムは、インターネットを使って学習者に効率的な学びを支援する、学習環境を手軽に提供できるのが大きなメリットのシステムです。時間に追われることの多い医療業界においては、まさにうってつけのシステムであると言えるでしょう。

なお当サイトでは、看護向けのeラーニングシステムを多数ご紹介しています。看護現場における研修業務の負担を軽減したい方や、院内教育に課題を感じている方は、ぜひ参考にしてください。