このページでは、新人看護師を育成するために大切なポイントについてまとめています。世代の違う新人看護師への指導に困っているという看護指導者さんは、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

新人看護師の指導のポイント

新人看護師が仕事をしやすい
環境をつくる

新人看護師は、一歩一歩成長へのステップを登っている状態です。着実な成長を促すためにも、新人看護師が仕事をしやすい雰囲気を作ることが大切です。

医療業界に関わらず、新人が馴染めない要因の多くは、組織の人間関係によるもの。新人看護師が気軽に声をかけられるように立ち回ったり、失敗したときにリカバリーしやすい体制を整えておきましょう。

仕事の目的やルールを伝える

新人看護師には、職場の決まりごとや仕事で求めていることを明確に伝えることが大切です。「自分で考えて」と突き放すのではなく、その仕事が必要な理由や背景、そして1人でやっても問題ない範囲まで明確に伝えるようにしましょう。

新人看護師への良くない言動とは

嫌な顔をする

忙しいタイミングで新人看護師に声をかけられて、イラッとしてしまう経験がある看護指導者は多いのではないでしょうか。しかしながら、そこで嫌な顔をしてしまうと「質問しづらい人なんだな」と思われてしまい、重要なことすら言い出せない雰囲気になってしまうかもしれません。

新人看護師を急かす

職場に慣れていない新人看護師ほど、急かされたときにインシデントを起こしてしまう可能性が高くなってしまいます。不要な圧力はミスを誘発してしまうため、「まだできていないの？」という言動・態度は取らないようにしましょう。

新人看護師の育成には時間がかかるものですが、集合研修やOJTでの教育に頼ってばかりいると、教育担当者や看護指導者への負担は計り知れません。そこで当サイトでは、研修ツールのひとつとして看護向けのeラーニングシステムをご紹介しています。

看護向けのeラーニングシステムでは、新人看護師〜マネジメント職まで、レベル別に学べるコンテンツを配信しているため、新人看護師の教育にも役立てることが可能です。こちらもぜひ参考にしていただけると幸いです。