インターネットの普及によって、時間も場所も関係なく学べるようになった現代。新型コロナウイルスの影響で全体研修がやりづらくなった医療や看護の現場では、急激にeラーニングシステムの導入が進んでいます。
とはいえまだ事例が少なく、手探りなところもあるからか、導入に二の足を踏んでいる病院も多いのではないでしょうか?

そこでマナビナース編集チームは、看護現場への豊富な導入実績を持つ学研メディカルサポートにて、看護師を中心とした医療現場の方々と日々接している営業社員2名にインタビューを実施。
コロナ禍で大きな変革を迫られた看護の現場はどのような課題を抱えていたのか、そして学研メディカルサポートのeラーニングシステム「学研ナーシングサポート」がどのように課題を解決しているのか、詳しく話を聞いてきました。病院内へのeラーニングシステム導入をお考えのあなたに、ぜひ参考にしていただければと思います。

小笠原昇平さん
株式会社学研メディカルサポート 営業部 営業促進課 主任

齋藤亘さん
株式会社学研メディカルサポート 営業部 営業促進課 主任
ーー医療看護の現場は、今回の新型コロナウイルスの感染拡大によって大きな変革を求められたとお聞きしています。どのような課題感があったとうかがっていらっしゃいますか?
齋藤:研修内容のマンネリ化が課題だと考えています。新型コロナウイルスによって医療看護の現場はひっ迫していて、教育担当が本来の教育業務に手が回らない。そのために過去に使った教育資料を使いまわしていることもあるんですね。情報が古いままだったことで医療事故を招く可能性もありますし、代わり映えしない例年同じ内容の資料でモチベーションが上がらず、本来100%であるべき参加率が下がっていくという悪循環も起こります。
小笠原:つけくわえて言うと、小規模病院では看護部全員が一律で同じ研修を受けていることもあります。本当はラダーレベルごとに必要な研修内容は違うはずなんですが、準備する時間もなく、段階別の研修プログラムを組めないという課題感も大きいんじゃないかなと考えています。

ーーeラーニングという解決策にたどり着く前に、何か他の手段を使っていらっしゃったような事例はあるでしょうか?
小笠原:院内で撮影した動画をYouTubeに限定公開でアップされている病院様がいらっしゃいました。ただYouTubeだと受講管理ができないので、それで管理ができるシステムはないかということでお問合せをいただくケースがあります。
齋藤:あとは研修用のDVDを購入されている病院様もいらっしゃいます。でも基本的には紙ベースの資料を回覧して、読んだら書類に印鑑を押すといった旧来のやり方を続けていらっしゃる病院様が多いとお聞きもします。
小笠原:そうですね、研修管理表という出席簿みたいなものがあり、研修担当が参加状況をチェックしています。病院様が独自にテストやアンケートを作って、提出があれば出席にするというケースもあります。まだまだアナログな部分は残っているなと感じますね。
ーーなるほど、ペーパーレス化は進んできたものの、まだ過渡期のようなイメージなのですね。
小笠原:そうですね。コロナ禍では病院様も変革を求められたのか、普段はなかなかアポイントが取れないようなところから、弊社のサービス内容についてご相談を受けることもありました。まずは院内にインターネット環境を、というところからはじめた病院様もいらっしゃいますが、eラーニング教材が急速に普及してきていると実感しています。
齋藤:コロナとは別に、日本看護協会が出している指針にラダー教育というものがあって、それへの準備を進めている病院様が多くなっています。今はそれに対する問い合わせが増えています。弊社の教材はそのラダーに沿った教育ができると強く打ち出していることもあり、引き合いをいただいています。
ーーちょうどラダーのお話が出ましたが、日本看護協会の指針であるラダー教育に則ったプログラムが用意されているのが、看護向けeラーニングシステム「学研ナーシングサポート」導入の決め手になっているんでしょうか?
齋藤:私が思うに2つありまして、ひとつはまさにラダーレベルに合わせて組み込みやすい広範囲な教育テーマを扱っていることです。弊社の教材には300ほどのコンテンツがあるので、どのラダーに属している看護師にも使っていただけるようになっております。
もうひとつがコンテンツの6割から7割程度を毎年改定しているということ。ずっと同じ内容のままだと「去年同じの見たから今年はいいや」となってしまいがちなので、研修参加を促しやすいのが受け入れられている理由のひとつかなと考えています。

ーーラダー教育に沿ったコンテンツを提供されているとのことですが、同業他社様も同じように自社サービスについてご紹介されているようにお見受けします。具体的にはどのような違いがあるのでしょうか?
齋藤:じつは病院様からもよくそのご質問をいただきます。私がお答えする際も、やはりコンテンツの更新性を強みとしてご説明させていただいております。
ラダー教育はその名前のとおり、段階式に看護実践能力を磨いていくシステムなのですが、必ずしも毎年ラダーが上がるわけではないんですね。人によっては数年同じラダーで学んでいる方もいらっしゃいます。そういった方に向けてお届けするコンテンツが毎年同じでいいわけはなく、やはり常に新しい知識を提供させていただくべきだと弊社では考えています。
他社の更新率が弊社と比較し、おおよそ半分であることを踏まえると、弊社のコンテンツ更新率の高さを病院様に評価していただけたのも、導入決断の理由として挙げられるかと思います。
小笠原:それに加えて、すでに学研ナーシングサポートは全国の病院様にご利用いただいているという豊富な実績がございます。それによる安心感もあるのではないでしょうか。というのも、「近くの病院で学研ナーシングサポートを扱っているから、うちの病院でも安心して導入することができました」というお声をよくいただくんですね。
こういった声を聞くことができるのも、担当営業によるフォローの手厚さが成せることなのかなと。他社様ですとお問い合わせはメールや電話というところが多いんですが、我々は直接病院様を訪問しますし、3か月に1回くらいのペースで面談の時間もいただいています。新しいシステムの導入に関してはやはり不安なこともあるかと思いますし、こういったアフターフォローの充実は決め手のひとつになっているのではと考えています。
ーー導入後もしっかりケアされているのが御社の強みなのですね。実際にどのようなご相談を受け、どのようなサポートをされているのか、具体的に教えていただけますか?
小笠原:そうですね、一例で申し上げますと、まずは訪問やZoomなどのオンラインツールを使って、契約病院様に現在の受講状況をお伝えし、運用方法についておうかがいします。
例えば「研修計画に基づいて、毎月このテーマを学習しましょう」「現在の進捗状況がこうだから、今後はこちらのテーマを重視しませんか」といった、学習内容に踏み込んだ提案もさせていただいております。これができるのも、やはり地域ごとに顔の見える営業がしっかり付いているからだと思うんですね。
我々が提供するのはオンラインで学ぶeラーニングのシステムですが、導入して終わりではなく、時には訪問して運用面のサポートを行う点に、弊社のシステムの強みがあるのではないでしょうか。
齋藤:あとは年に2回、「どれくらいの人が何のテーマを見て、何%の人が課題を修了している」といったデータをグラフ化したレポートを契約病院様にお渡ししています。それとは別に毎月「サポート便り」という書面をお送りしています。これは病院様が抱えている悩みや課題をどうやって解決していったか、その病院様自身に執筆いただいているんです。こういった、個々の病院様に寄り添ったサポートを実践できているのが弊社の特長でしょうか。
ーー学研ナーシングサポートの導入後、どのような成果や変化があったのでしょうか。病院様からの声についてお聞かせください。
小笠原:医師に対する、看護師さんの質問のクオリティが上がったという声をよくお聞きします。これは勉強したいときにいつでも学べる環境があることで学習が習慣化したことが大きいのではないでしょうか。幅広く、より深い知識を得たことで、さらに突っ込んだ質問ができるようになったということだと思います。
齋藤:具体的なお話をすると、病院内では定期的に異動があるんですね。病棟によって回復であったりリハビリであったりと機能が違うのですが、学研ナーシングサポートでは数々のテーマから次の部署で必要な知識を学べるので、事前に不安材料を払拭して異動できる、といったお声をよく耳にします。

ーー300ほどのコンテンツがある学研ナーシングサポートですが、病院様からよく利用されている、一番反響があるといった人気のコンテンツはあるでしょうか。
小笠原:病院全体で使える医療安全や感染対策といったテーマのコンテンツは、やはり多くの方に利用いただいています。看護部に関してでいうと、心電図の見方や採血といった基礎的な知識ですね。新人看護師が利用されるのはもちろんですが、中堅クラスの看護師にふりかえり学習として使っていただくこともあります。
「最近の新人はどんなことを学んでいるんだろう?」「私たちが学んだ情報と、今は変わっているのかもしれないな」といった観点から、最新の知識を習得するための勉強にお使いいただいているようです。
ーー1年中、好きな時間にいつでも学べるeラーニングのメリットが大いに活用されているのですね。ちなみにこのコロナ禍では研修担当者の負担が大きくなっていると初めにおうかがいしていましたが、研修の担い手側には何かメリットはあったのでしょうか?
齋藤:情報が更新されるたびに作り直していた研修資料や、あらかじめ場所と時間を確保する必要のあった研修準備など、これまで業務時間外にまで渡っておこなってきた作業の負担が大きく減ったことですね。
単純に作業時間が減ったということもメリットですが、これまで作業に費やしてきた時間を患者様のケアに使えるというのが、看護師さんにとっての大きな変化となったのではないでしょうか。
小笠原:別の側面からお話すると、例えば新人看護師の採用率が上がったという声もよくお聞きします。今の看護学生からすると「eラーニングで学ぶ」ということが普及しており、病院様が学研ナーシングサポートのようなeラーニングシステムを導入していることがプラスに働いているのかなと思います。
臨地実習中の学生が、eラーニングを活用した集合研修や部署研修を受けることがあるようです。そこで学習環境がしっかり整っているのを知って、教育熱心な病院であることが伝わって安心感につながっていく。そういった流れがあるのではないでしょうか。このような採用面での効果はもちろん、現役看護師の離職防止になっているという声もお聞きしています。
ーー貴重なお話をお聞かせいただき、まことにありがとうございました。
ここまで学研メディカルサポートで働く営業社員2名にお話を聞いてきました。新型コロナウイルスの感染拡大により、大きな変革を迫られた医療・看護業界。これまでも日本はさまざまな人獣共通感染症に襲われてきましたが、新型コロナウイルスは近年で特に大きな影響を及ぼした感染症と言っても過言ではありません。
集合研修ができなくなった病院ですが、それでも常に変わり続ける情報を日々アップデートし、目の前の医療・看護に臨まなければなりません。学研ナーシングサポートが提供するのは、現場で疲弊する医療従事者を徹底的に支援する、数々のeラーニングコンテンツ。その4つの特長をご紹介します。
基礎習得、看護管理、院内全体研修など豊富なコースを用意しており、コースごとに受講対象者が明確。事前に用意した研修計画を崩すことなく、用途にぴったりのコンテンツを組み込んでいくことで理想の研修計画を実現可能です。
コンテンツは充実の約300種。さらにその6割~7割は年度ごとにリニューアルされるので、「毎年同じ研修内容でウンザリ、でも新たに研修内容を考えるのも大変…!」と悩んでいる研修担当者の負担を大きく減らすことができます。
会議室に集まってみんなで座学。もちろんこういった全体研修が必要な場面はあるものの、新型コロナウイルスのまん延など、さまざまな原因によって物理的に集まれないタイミングがあります。
そんなときでも、eラーニングならいつでもどこでも学習可能。特別な機器は必要なく、パソコンやスマホ、タブレットなどのいつも使っているような端末から気軽にアクセスできます。
研修や講義で使用する資料やスライドの作成は、思っている以上に時間を取られたりするもの。学研ナーシングサポートのコンテンツにはこういった資料があらかじめ用意されているので、必要なぶんだけダウンロード/印刷して自由に使えます。
また学習習熟度を測るテスト問題や、グループワークをするときに役立つワークシート、講義修了を証明する修了証など、付属資料も多数用意。あなたは病院独自の情報を盛り込んだ資料制作に集中できるので、研修担当者の負担を大きく軽減することができます。

学研ナーシングサポートは、床数をベースに月々のプランが決まっています。例えば199床以下の病院では、43,780円/月(税込)と比較的導入しやすい金額で利用可能。この基本パッケージでは全22コースのコンテンツを自由に使えます。
追加オプションも豊富で、手技指導をビジュアルで丁寧に学べる「ビジュアルナーシングメソッド」や、特定行為に特化したパッケージ「看護師の特定行為研修」など、あなたの病院が必要としているコースのみを追加できるのでムダがありません。
学研ナーシングサポートの魅力について、少しでも伝わったでしょうか? 学研ナーシングサポートの約300にも及ぶ豊富なコンテンツと全22コースの基本パッケージが、あなたの病院の研修計画にさらなる厚みを持たせてくれます。
また、お求めやすい価格にも関わらず、導入後のアフターフォローも充実。eラーニングシステムだからといってサポートをオンラインに丸投げせず、顔がはっきりと見える人と人とのお付き合いを大事にし、導入後も担当営業が貴院を訪問しサポートします。
新たなシステムを導入するとなると、二の足を踏んでしまうのは当たり前のこと。「もっと詳しく知りたいな」「導入について相談してみたいな」と思ったら、導入後はもちろん、導入前からしっかり相談に乗ってくれる学研メディカルサポートに、まずは問い合わせてみてはいかがでしょうか?
学研メディカルサポートは、医師・看護師などの医療従事者をはじめ、介護士やホームヘルパーなど介護の現場で働く方々のスキルアップが目指せる教材を取り扱っている会社です。
インターネット環境があれば場所を選ばず学習できるeラーニングシステムを提供しており、基本的な知識の定着や手技の紹介動画まで、充実した教材を取り揃えています。
個人でもグループでも、院内全体でも使えるようなさまざまなコースとコンテンツがあるので、病院の指導方針に合った研修が実現可能です。
| 所在地 | 東京都品川区西五反田2-11-8 |
|---|---|
| 営業時間 | 平日9:00~18:00 |
| 電話番号 | 03-6431-1228(代表) |
| 公式サイトURL | https://gakken-meds.jp/gns/ |